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「ひび是好日」Vol.47:子供に優しい国
2025.06.20
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私事で恐縮ですが、6/14から5日間、ベトナムに行ってきました。ホーチミン市に駐在している息子に昨年男の子(孫)が生まれ、その孫に会うのが目的です。ベトナムは旅慣れた人であれば、海外旅行先としての選択肢に入る国だと思いますが、旅慣れ無い私にとっては、多分今回のような目的でも無ければ決して行かない国の1つです。
外食の際には必ず孫も一緒だったのですが、とても驚いたのが、どのお店に入っても、ちょっと手が空くと(手が空かなくても?)従業員の方たちが孫の相手をしてくれたことです。中には孫と2ショットを撮って楽しんでいる人も!
最初は私たちが食事をし易いようサービスの一環として、子供の相手をしてくれているのかな?と思いましたが、そうでは無く子供とのふれあいを心底楽しんでいるようです。
調べてみると、人口は日本とそれほど大差無く1億人ちょっとですが、平均年齢は33歳と日本と比べて17歳も若い国。つまり子育て世代が中心の国で、子供が何処にでもいる事に慣れた国だからこそ、当たり前に子供に優しく出来るのではないかと考えました。
日本でたまに耳にする「保育園や公園が出来ると子供の声がうるさい!」といった理不尽なクレームは、少子化が進んで子供慣れをしていない大人が多いからだと思います。
日本国も少子化に歯止めをかけるべく、様々な施策を打ち出していますが、そんな施策よりも、大人が子供慣れするような環境を整えていけば子供に優しくする人も増え、結果安心して子供を産み・育てる環境が出来上がっていくのではないでしょうか?
そんなことを考えさせられたベトナムは、未来への希望とエネルギーに満ち溢れた国でした。